
10年後、人と会話できる
クルマを作りたい。
モビリティ技術・デジタルソフト開発
電子プラットフォーム企画開発
第5電子開発部
M.O
10年後、人と会話できる
クルマを作りたい。
モビリティ技術・デジタルソフト開発
電子プラットフォーム企画開発
第5電子開発部
M.O
理工学部卒 2013年入社 クルマに関心がなく、免許も持っていなかった学生時代。入社後、職場の先輩から、クルマの魅力と技術を教わることで、漠然と思い描いていた夢の実現方法が、少しずつ見えてきている。
本気で夢を語り合える人たちに、
出会えた
「人の役に立つ仕事がしたい」。就職活動中は、その想いで様々な企業を受けていました。正直に言うとトヨタは、最初は志望度は高くありませんでした。当時は運転免許を持っていないくらい、クルマに関心がありませんでしたから。 自動車業界に興味を持ったのは、単身赴任をしている父がよく一人でドライブをしていたので、人と会話ができるクルマがあれば、父がもっと楽しく運転できるんじゃないかなという、漠然とした想いがあったから。そのことをトヨタで働いていた大学のOBに話したところ、「それすごくいいね」と前のめりになり、「実現するためには、あの技術とこの技術を使って…」と楽しそうに考え始めました。クルマのことを全く知らない私の想いに対して、真剣に向き合ってくれたこと。それが嬉しかったですし、この人たちとなら、夢みたいなことでも本当に実現できるかもしれない、という気持ちになりました。大学4年間を過ごした東京で働く道もありましたが、「自分が本当に実現したいことは何か」を考え、迷わずトヨタに入社しました。
先輩が用意してくれた、
テストコース走行
大学では電気材料を専攻していましたが、配属されたのは制御などを扱う機械系の部署。周りが話している言葉もわからず、そもそもクルマに興味があまりないため、本当にやっていけるのか不安でした。そのことを職場に打ち明けると、「クルマの楽しみをもっと知れば、仕事ももっと楽しくなると思うよ」と言ってくれ、社内のテストコースへ連れていってくれたのです。そこに置いていたクルマの助手席に座らせてもらい、先輩の運転でテスト走行が始まりました。「これはまだ世の中に出てないクルマなんだよ。今後は、あなたがこういったものを作っていくんだよ」。先輩がそう言ってアクセルを踏み込むと、徐々にクルマは加速し、時速100kmを超えました。バンクがついたコース走行、車が今にも止まってしまいそうな深さの泥水路走行、でこぼこ道での路面走行など、普段の運転では体験できない挙動を確認し、クルマの実力を体感できました。実はこのテスト走行、「クルマにあまり関心がない」と話していた私に、少しでも興味を持ってもらおうと、先輩がいろいろな部署に掛け合って準備してくれたものだったんです。そのおかげもあってか、今では自分のクルマでドライブすることが、休日の楽しみになりました。
はじめての自分だけのサイン。
夢の実現に向けて、
着実に成長を実感
現在は、主にガソリン車の充電部品であるオルタネータの設計とHV車の充電部品であるDCDCコンバータの制御開発を担当しています。まだ2年目ですが、徐々にプロジェクトをいくつか任せてもらえるようになりました。そのうちのひとつ、DCDCコンバータのプロジェクトが無事に終わりました。数年後に発売されるすべてのハイブリッド車に、今回開発した部品が搭載される予定です。ずっと先輩がやっていた仕事を、途中から引き継いだのですが、2年目の夏頃から徐々に任されるようになり、最終的には自分で業務を進められるようになりました。ひとつの案件が終了すると、担当者は書類に自分のサインを書きます。私は入社してからずっと、先輩の名前の横にサインをしていましたが、このプロジェクトが終わったときははじめて自分だけでサインを書きました。その瞬間「一人でプロジェクトをやり遂げたんだ」と達成感を感じられました。 いまは、ようやく仕事にも慣れ、まだまだこれからですが、いつかは自分の手で、人と会話するクルマをつくりたいと思っています。学生の頃は完全に夢物語でしたが、いまでは「どんな技術を使ったらよいのか」といった、大きな方向性は見えてきています。10年後には、人とパートナーになれるクルマをつくるプロジェクトを率いていたいですね。
未来のクルマを創造するための先端研究や先行開発、そこで生まれた技術を製品に仕立てる製品開発を担当しています。自分たちが新しい未来を想像して描く。常に新しいものを考えて生み出す難しさと魅力がここにはあります。
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