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ひとつのニュースリリースが、

企業経営を左右させる。

渉外広報

広報部

M.N

政治経済学部卒 2010年入社 留学経験や国際政治・日本外交などへの興味から、グローバルな活動領域をもち、その成長が日本の成長につながるような企業への就職を希望。中でも日本経済の中枢を担う自動車産業に惹かれトヨタに入社しました。

トヨタのニーズとメディアの

ニーズの橋渡し

私のグループは「国内の企業広報」として、在東京で自動車を担当している新聞やテレビなどの経済担当メディア及び日常的には自動車を担当していないメディアに対して、トヨタのニュースとなる活動を発信。多種多様な問い合わせに瞬時に対応し、取材機会を設置しながら、トヨタに関する「ポジティブな報道」の獲得をめざしています。会社のニーズとメディアのニーズの双方を満たすために企画や調整を図り、テーマによりさまざまな部署と関わり、「事実」や「訴求すること」を把握し、相談しながら進めていきます。一方で、メディアのニーズを理解するためには、愚直にメディアとコミュニケーションを重ねることが重要。テレビ特集などの息の長い企画の場合は、とことん議論し企画を詰めていきます。

「報道」という、

目に見える成果に向けて

入社後に初めて携わったのは新しい「バイオ技術の発表」に関するニュースリリースとQ&Aの作成でした。手元にあるのは、ニュースリリースの下書きが1枚のみ。そもそもどんな技術なのか、共同開発先の要望はなにか。広報の仕事の基本が分からなかったため、先輩に相談して担当部署に足を運ぶことにしました。難解な新技術の内容も、現地現物で話を伺うなかで徐々に理解でき、リリース内容の開示範囲・前提条件のすり合せを行い、確認すべきポイントを一つひとつ整理しました。難解な技術を分かりやすく、かつ、トヨタや社会の嬉しさを、いかに素人でも分かるように説明するか。そして、メディアの質問を想定し、いかにトヨタのスタンスに即した回答を作成するのか。会社としての看板を背負い、社会的にも経済的にも大きな影響力を伴う情報発信だからこそ、この2点を徹底的にこだわりました。担当部署に何度も質問や確認をしながら、上司に指摘されながら、リリース発表の前日まで書き直しました。その結果、発表翌日には各紙で狙い通りの報道がリリース。初仕事で苦労が絶えませんでしたが、現地現物・誠心誠意を心がけたコミュニケーションを図り、「事実」「分かりやすさ」を突き詰めることの重要性を実感しました。また、「報道」という目に見える成果に対して、担当部署から感謝されるなど、広報の仕事の醍醐味を味わえた学びが多い経験でした。

誤解というピンチが

「現地現物」

を伝えるチャンスに

東日本大震災以降、電力問題が社会の大きなテーマとなり、「企業の節電対策」に各メディアの注目が集まりました。東京電力管内に生産拠点をもつ他社は、エネルギーマネジメントシステムの導入などを通じて「節電の推進」を大々的に訴求。一方で、中部電力管内に拠点を置くトヨタでは節電目標値などの条件が異なるため「従来のこまめな節電策の積み上げを継続的に実施」という表現にとどまりました。十分なPR活動ができず、ともすると「トヨタは取り組みが進んでいない」という誤解を社会へ与えてしまったのです。その翌年、再び訪れた「節電の夏」。是が非でも巻き返しがしたいと考え、担当部署に乗り込みヒアリングしたところ、新たな機器や管理システムの導入が判明。新たな取り組みを伝える一策としてメディア見学ツアーを企画しました。企画書が書き上がったのは実施の3週間前。タイトなスケジュールでしたが、リアルな設備に触れ、トヨタの「現地現物」を社会へ伝えられる絶好の機会です。社内関係者への説明、依頼、ミーティング、資料作成など怒涛の日々が続きましたが、上司や先輩にフォローをいただき形にすることができました。ツアー翌日の紙面には「トヨタ、節電を推進」、「トヨタ、電力でも『カイゼン』」の見出しが。問題意識をもち社内外にアンテナを張り、やはり、ここでも現地現物で主体的に企画することの大切さを実感しました。

多様なメディアに対応できる

広報マンをめざして

現在携わっている国内メディアだけでなく、今後は、海外メディア、SNSなどウェブメディアを活用した新しい情報発信や、メディアに露出して発言力のある人々への対応、いかにして接点を持ち、「応援団」となっていただくかも視野に入れた広報活動が必要です。これまでに培った企画力と調整力、コミュニケーション能力を活かして、企業と社会、メディアを熟知した一人前の広報マンをめざしたいと思います。

学生の皆さんへのメッセージ

「メーカーの文系職種は地味な仕事が多い」。そんなイメージがあるかもしれません。しかしトヨタでは、あらゆる職種が非常に幅広い領域でダイナミックな仕事をしています。また、ベテラン、若手にかかわらず問題意識と実行力をもった人材には大きなチャンスが与えられ、活躍できるフィールドがあることもトヨタの大きな特徴です。

渉外広報とは

世の中の動きを的確に捉えつつ、「経済」や「社会」との様々なつながりの中で、国内外メディア、産業界、行政、各種団体等を巻き込み、未来に挑戦するトヨタを応援してくれる仲間を増やします。これらの仲間と力を合わせ大きなムーブメントを起こすことで、トヨタの持続的成長を実現させるとともに、日本をはじめ諸外国の自動車産業の発展に貢献していきます。

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