Y.Uの写真

圧倒的スピードでミッションを

クリアし続ける。

目指すは「ITシステム面で世界一」

コネクティッド/制御電子

Y.U

2017年、トヨタ自動車に入社して以来、若手ながらも次々と重要なプロジェクトに携わり、チームを引率しているY.U。 常にチャレンジできる環境を生かし、トップダウンではなく自らがチームを作って取り組む背景には、どのような経験と信念があるのでしょうか。Y.Uが熱い想いを語ります。

大きなチャレンジが

できる環境を求め、

トヨタへ

大学では電気電子工学系の学部に入り、半導体材料の結晶生成に関わる研究をしていました。いわゆる緑色のボードの中にある材料を作るような研究というと、イメージしやすいでしょうか。現在関わっている仕事とはまったく別の研究でした。 ITに関してはもともと興味があったのですが、趣味でiPhoneアプリの開発などをしている中で、ITの面白さや奥深さにどんどんハマっていき、次第に仕事にしたいと思うようになりました。 では、ITに関する仕事といってもかなり幅広い業種や企業がある中で、なぜ私がトヨタを志望したのか。 もっとも大きかったのは規模感です。やはり、入社するからには大きなチャレンジをしたいと思っていました。規模の大きな会社であれば原資が潤沢でしょうし、大きなシステムを持っているから、きっと面白いことができるだろうという目論見がありました。 就職活動時に、「トヨタは研究費やチャレンジするための資金、リソースを重視している」と聞いていたことも大きかったと思います。

また、以前から、自分のキャリアを高めていけるような働き方をしたいと考えていました。たとえば、社内から評価されることはもちろん、世間一般からも必要とされるような人材、市場価値のある人間になりたいという思いが人一倍強かったと自分でも思います。 そういった点でも、トヨタであれば、より多くの貴重な経験が積めるのではと思い入社を志望しました。 入社して一年目は、みっちり研修を受けました。最初に集合研修を受けた後、販売店や工場など現場での研修を計5ヶ月ほど体験。その後は、情報システム系の部門に配属になりました。 もともとITに興味はありましたが、学生時代に専攻していたわけではないので、アプリケーションを作る技術的な部分に関しては、すべて独学で知識を得ていました。そのため、基礎となる知識やITのイロハを学ばせてもらったのは、本当にありがたかったです。 当時の業務はマネジメントが中心で、他のベンダーの方から相談を受けたことを、私たちのチームのニーズに照らし合わせながらOK・NGをジャッジすることがメインタスクでした。非常に良い経験でしたが、もう少し手を動かして、エンジニアとして働ける職場を経験してみたい、そして、これまで学んだことを実際にプロダクトに出してみたいという思いがだんだんと湧いてきたんです。

入社2年目で大規模な

Serverlessシステム構築の

エリアリーダーへ

そうした希望を会社側に伝えていたこともあってか、2年目の半ば頃に社内の大きな組織変革があったことを機に、現在所属するコネクティッドカンパニーへ異動になりました。そして現在に至るのですが、いまの部署に来てから、入社前の想像を遥かに超えるチャレンジと経験が続いています。 何より大きかったのが、異動してすぐに40人レベルの大きな規模でスクラム開発をしているチームへ参加したということです。 通常であれば、要となるチームにアサインされたとしても、あくまで一エンジニアとして上司にサポートされながら挑戦できるような形ではないでしょうか。 しかし私の場合は、4ヶ月後に発売が迫った新しいクルマ用のシステム。コネクティッドカーとのほぼすべての通信が通る「大規模Serverlessゲートウェイ」のQAリーダーを、「品質担保プロセスや監視運営のやり方を、自分が一番いいと思うものでやってみろ。既存のやり方はすべて刷新してもかまわない」と、10人のメンバーを束ねる形でアサインしてもらえたのです。 これまでも話には聞いていましたが、本当に、若手に大きな仕事を任せてもらえる会社なんだと感動しました。同時に、大きなプレッシャーも感じました。 もちろん、私だけの知識ではプロジェクトを成功に導くのは難しい。そのため、各方面のスペシャリストを集めて最強のチームを作ってくれた上司のはからいには、感謝しても、し尽せません。日々学びながら、日々自分で調べたものの導入を提案すると、スペシャリストのチームメンバーが公正してくれる。そして道が見えたら即導入。こんなやり取りをデイリーでハイスピードに繰り返していきました。なにしろ、4ヶ月後にはクルマが走り出してしまう切羽詰まった状況でしたので……。 その後も、3ヶ月ペースで新しいミッションが与えられ、QAリーダー/DevOpsエンジニア/スクラムマスター/夜間コール対応エンジニア/コストカットリーダー/イベント登壇など、常に短期間で成果を出さねばならない環境に置かれ続けました。これは、社内でも珍しいことかもしれません。 とにかく、目の前に立ちはだかるタスクや課題にがむしゃらに向かっていく──デイリーで発見や気づきがあるという環境は、希望してもなかなか経験できるものではありません。私は夏休みの宿題を初日に終わらせるタイプでしたので、新しい課題が次々に出現する状況が楽しくて仕方がなかったですね(笑)。 新卒・中途を問わず、あらゆるジャンルのスペシャリストが集う環境にも、大きな刺激を受けました。

圧倒的スピードで

成長し続ける所以は

「学びのない日を作らない」信念

現在は、自身が学んだ知見を別のエンジニアにも広めるべく、コーチングチーム(アンバサダーチーム)を立ち上げて、リーダーとして奔走しています。トヨタとしても、アジャイルやスクラムといった新しい働き方をどんどん取り入れたいと考えていて、それを前線で進めているイメージです。 といっても、このやり方がまた結構変わっているんです。 たとえば、私がこれまで経験したような働き方にチャレンジしたいというチームAがあるとします。そうすると、私自身をAに派遣し、3ヶ月間Aのメンバーとして働きながらモブプロ方式でコーチング、期間が終了したら戻ってくる……というようなやり方です。レビューやアドバイスが中心の有識者チーム、というのは他にもたくさんあると思いますが、開発チームの一員として入り込んですべてモブプロ、というのはなかなか例がないと思います。 よく、人に教えることでより物事を理解できると言われますが、まさに、現在の手法は自分にとって何よりの学びになるので、とても楽しくやりがいがあります。派遣した別チームに参加する期間が最長3カ月と決まっているのも、「短期間で成果を出さなくては」と自分を追い込めるので、よりスピード感を持って業務に取り組めていると思います。 とにかく、会社の環境にとても恵まれていると感じているので、自分自身でも日々成長できるように意識していることがあります。それは、「毎日学びがあるかどうかを、一日の終わりに必ず確認する」ということです。 入社してから現在に至るまで、いつも周りにはプロフェッショナルな人たちがいました。今でもレベルの差は歴然ですが、早く周囲に追いつきたい。その一心で、どうやって今の立ち位置まで成長されたのかをみなさんに聞いているのですが、「今の若さで、毎日学びがない場所にいてはダメだ」という言葉をかけてくださった方がいて。それ以来、学びがない日を生まないよう、常に意識しています。 また、チームとしても、何か新しいことがあれば、迷わずチャレンジしていくことも大切にしています。常にアンテナを張り巡らして、新しい情報を毎日キャッチアップする。その中で、良いと思ったものは、それこそ翌朝から取り入れるくらいの勢いで動いています。やはり、何においても「スピード感」が命なのかもしれません。

最大のミッションは、

トヨタをITシステム面で

世界一にすること

トヨタに入って良い面がたくさんありましたが、入社前に思い描いていたこととのギャップもいくつかありました。想像していた以上に手を動かすエンジニアがおらず、チームの大多数がマネジメント業務をしている状況は、良くない方のギャップと言って良いでしょう。最近はソフトウェアの内製化で、徐々に手を動かすエンジニアが増えてきているのはありますが。 マネジメントに携われることは学びも多く、素晴らしいことだと思います。ですが、エンジニアとして生きていきたい者からすると、「入社してはじめの数年で、どれだけ手を動かして技術を身につけられるか?」が勝負だと思うんですね。その意味では、技術力をプライベートだけで補うのは、ちょっと辛いものがありましたね。 反対に、良い面のギャップは、繰り返しになりますが「圧倒的なスピード感」これに尽きると思います。 今後築いていきたいキャリアや展望としては、今まで私を育ててくださったエンジニアの方々のような存在になりたいというのが一点。そのうえで、開発チームを強くするコーチやアドバイザーの役割を果たし、私を含めたトヨタのエンジニアが、成長を感じながらのびのび働ける環境を作り上げたいです。IT分野で一番となるためには、まずはよいエンジニアが自然と集まり、育っていく環境が絶対だと思いますので。そのためには、今のアンバサダー活動がそのまま目標達成につながると考えているので、まずは全力で現業務を全うしていきます。 トヨタは、やる気のある人に学びの場とチャレンジングなタスクを積極的に与えてくれます。これは私自身の経験から、ハッキリ断言できます。おそらく、他のどの会社にも負けていないのではないでしょうか。

コネクティッド/制御電子とは

クルマが“つながる”ために必要な技術・機器や、“つながる”ことで実現・提供できる製品・サービスの企画・開発を行うコースです。また、ソフトウェアを先行して開発・実装する「ソフトウェアファースト」なモノづくりにも挑戦しています。

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