IT大手からトヨタへ
新しい体験や感動を
提供したい。
HMI・コネクティッド企画開発
N.K
IT大手からトヨタへ
新しい体験や感動を
提供したい。
HMI・コネクティッド企画開発
N.K
2021年キャリア入社。新型コロナウイルスの感染拡大により、同僚と顔を合わせない生活になって自分のキャリアについて自問自答することが増え、11年勤めた大手IT企業から自動車業界に転職。現在は、デジタルコックピットソフト開発室で、スクラムマスターとしてチームの開発タスク管理などに従事。
コロナでキャリアを見直し
前職のIT企業では、仕事の内容や待遇に不満はありませんでしたが、2020年の新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに仕事がリモートになり、同僚と顔を合わせない生活になって自分のキャリアについて自問自答するようなことが増えました。10年後に自分はどうなっているだろうか、慣れもあってそのうち飽きが来るのではないかという思いが芽生え、新しい可能性を探りたくなりました。 転職活動を始めたころは、同業界(IT業界)での転職を考えていました。若い頃は法人向けサイトのWebシステム開発、ある程度経験を積んでからは動画配信関連のWebサービスの運用や新サービスの立ち上げ、プロジェクトの進行管理や社内調整、開発チームのマネジメントなど、仕事の内容は年次を重ねるにつれて変化はありましたが、ずっとIT関連でキャリアを積んでいたためです。しかし、転職活動を進めるにつれて、IT業界では「新しい可能性を探したい」という自分の思いからは距離があり、どれもしっくり来ないことに気が付き、志望をIT業界に絞ることをやめました。
「TOYOTA Developers
Night」をきっかけに
トヨタ自動車に興味を持ったきっかけは、「TOYOTA Developers Night」というエンジニア向けのオンラインイベントに参加したことです。イベントには今の職場の上司も出演していたのですが、そこで話されていた内容や雰囲気で「自動車メーカーだけど、取り組んでいることはITと非常に似ているな」と感じました。 実は私は学生の頃から車が好きで、新卒の時に自動車業界への就職を考えていたくらいです。正直に言えば、転職活動を始めたころは自分がトヨタで働くイメージは湧いていませんでしたが、このイベントをきっかけにトヨタ自動車への印象が大きく覆りました。 自動運転をはじめ、自動車業界がハードからソフトへの大変革期にあるということは知識として知っていました。カーナビやオーディオはもちろん、ハードで存在していたメーター類、ハードスイッチでの冷暖房や車両の設定などあらゆるものがソフト側で制御できるように変わりつつあります。そうした進化を進めていくため、さまざまなソフトウェアの開発が必要で、まさに自分の経験が生きる分野だろうと確信して、トヨタ自動車に入社いたしました。
「ソフトウェアを通して
新たな体験や感動を
提供したい」
トヨタに入社してからは、コネクティッドカンパニーという部門の、デジタルコックピットソフト開発室という部署に配属され、スクラムマスターという役割で日々業務をしています。この部署ではスクラムという開発手法を取り入れており、「こういう機能を作りたい」ということを決めるプロダクトオーナーと、その機能を実装していく開発メンバーとスクラムマスターで1つのチームが構成されています。その中でチームの目的を達成するための活動を支援し、チームを活性化させるのが主な仕事です。具体的には開発タスクの管理や、チーム内の会議でメンバーに発言や参加を促し、話の流れを整理して参加者の合意形成や相互理解をサポートする、いわゆるファシリテーションが主な業務内容です。 業界が異なるため、日々の会話の中で使われる言葉の違いに戸惑う場面はありますが、とにかく意識してメンバーと会話するなどして、共通認識を持てるようになってきました。苦労の半面、新しいことにチャレンジしているという充実感も強くあります。 これからのクルマづくりは、ソフトウェアが一層重要な要素となります。あらゆる情報との連携を進めることで、お客さまへ新たな体験や感動を提供出来ると考えています。トヨタのクルマの価値をより高められるよう、一緒に働く仲間と力を合わせて日々開発を進めていきたいと思っています。
「アンテナを広く張り、
自分の可能性を知る」
コロナ禍での転職では、想像もしないことが起きるということを実感しました。終身雇用という言葉がありますが、それを信じるのはいよいよ難しくなってきていると思います。どんな業界でも、時代の変化によって危機もチャンスも訪れる可能性があります。だからどんな業界や職種で、人材需要が盛り上がるのかわかりません。今回、始めは考えていなかった異業種への転職の可能性を知り、情報のあるなしで人生の選択肢が変わることを実感しました。世の中の変化はそれほど大きく、アンテナを広く張ることと、自分で可能性を狭めないことは大事だと思います。
クルマが“つながる”ために必要な技術・機器や、“つながる”ことで実現・提供できる製品・サービスの企画・開発を行うコースです。また、ソフトウェアを先行して開発・実装する「ソフトウェアファースト」なモノづくりにも挑戦しています。
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