
知的財産は、企業ではなく、
社会のために。
モビリティ技術・デジタルソフト開発
知的財産部
K.J
知的財産は、企業ではなく、
社会のために。
モビリティ技術・デジタルソフト開発
知的財産部
K.J
2017年にキャリア入社。大手家電メーカーで知財として勤務。弁理士の資格も取得している。テレビのディスプレイ、スマートフォンなどの分野における知的財産の取得、活用に携わった。「知的財産の面から経営に携わる仕事をしたい」とトヨタへ転職。
公共性第一主義。
自社の技術を守る。売上につなげる。知的財産の捉え方、活用の方法は企業によってさまざまです。トヨタのスタンスは、公共性を重んじること。自社の利益につなげることを最優先するのではなく、社会がより発展するために知的財産を保有して活用することを大切にしています。場合によっては特許を世の中に開放することも少なくありません。そんな姿勢が私には新鮮でした。前職の家電メーカーでも知財として働いていましたが、家電業界は特許などを企業の利益に活用する考えが色濃い業界でしたから。単に企業だけではなく、産業の発達を支援して社会に貢献する。これも、未来のモビリティ社会を創造することを宣言しているトヨタだからこそ。培ってきた経験がその一助となったら、どれだけ素敵だろうか。転職に迷いはありませんでした。
家電メーカーでの経験が
強みに。
トヨタへの転職は「家電メーカーからトヨタへ。こういうと、異業界に飛び込んでゼロからスタートを切った」と思われがちですが、意外にそうでもありません。スマートフォンやディスプレイなどの分野で培ったIT関連の知識、ノウハウは今も強みになっています。トヨタが提唱するモビリティ社会の創造には、IT技術の開発が必要不可欠です。知的財産の保有も、スピード感を持って構想を実現するために、いつでも技術を活用できる環境をつくるのが目的になります。私の担当は「CASE」のなかでコネクティッド化を指す「C」やシェア・サービス化を指す「S」、そのなかでも「MaaS」にまつわる分野です。ライドシェア、医療、飲食などをモビリティと掛け合わせて社会に貢献する取り組みで、さまざまな部署とタッグを組んで経営に直結するプロジェクトを推進することも少なくありません。実はこの点も、転職した理由のひとつでした。
知財から、
経営に切り込む。
今、取り組んでいる仕事は、コネクティッドカーの開発にまつわる体制・フローの構築です。ある車載デバイスはサプライヤーから供給していただくのですが、選択次第ではトヨタのビジネスに甚大な影響を及ぼします。特許問題がコネクティッドカーの収益に与える影響を検討して、開発シナリオやサプライヤー選定に関して知財面からアドバイスするなど、開発自体や経営に直結する仕事も少なくありません。今は他の部門や協力会社など、さまざまな人の助けを借りながら進めているところです。多種多様な分野のプロフェッショナルと協働し、経営にも深く関与するこの挑戦は、まさに私がやりたかったことでした。社会全体の未来も左右するようなプロジェクトなのでミスは禁物。プレッシャーはかかりますが、重要な案件に携わることができて幸せです。
トヨタ知財部、そこは
挑戦する価値がある場所。
「MaaS」にまつわる仕事で感じるのは「自動車業界以外の分野で知財の経験がある人は、貴重な戦力になる」ということです。コネクティッドカーの開発と普及、モビリティサービスプラットフォームの構築などには、今までのトヨタが蓄積してきた分野以外における技術開発が欠かせません。トヨタ以外の経験、知識、ノウハウが強みになるでしょう。社会に貢献するプロジェクトに挑みたい人がいたとするならば、一歩踏み出して転職する価値があると思います。現在、トヨタ知財部は、国内は本社、名古屋、東京、東富士の4拠点、海外は米国、中国、欧州の3拠点があり、各拠点で開発・ビジネス部署と一体となって活動をしています。それぞれのロケーションにおいて、キャリア入社者が活躍できる非常にやりがいのある仕事があります。
未来のクルマを創造するための先端研究や先行開発、そこで生まれた技術を製品に仕立てる製品開発を担当しています。自分たちが新しい未来を想像して描く。常に新しいものを考えて生み出す難しさと魅力がここにはあります。
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