
自分が乗りたいクルマの
答えは、解析にあり。
モビリティ技術・デジタルソフト開発
先進クルマ開発開発部
Y.K
自分が乗りたいクルマの
答えは、解析にあり。
モビリティ技術・デジタルソフト開発
先進クルマ開発開発部
Y.K
2018年入社。2003年に社会人として第一歩を踏み出したときから自動車業界一筋。最初に入社したのは自動車部品メーカー。電動パワーステアリングの開発を4年間担当したのち、自動車メーカーに転職。ステアリングやブレーキの開発を経験し、トヨタへ。
乗りたいクルマを
つくりたかった。
社会に出てからさまざまなクルマの開発に携わりましたが、どうしても解消できないコンプレックスがあります。自分が「これに乗りたい」と心惹かれるものをつくることができなかったことです。満足できる開発・設計ができなかったわけではありません。前職の自動車メーカーでも、自分のなかで「やり切った」と満足できる仕事はたくさんあります。ならば、つくったクルマにも自然と愛着がわき、購入して楽しみたいと思うものです。でも私が今乗っているのは、私が開発に携わった車ではありません。自身が乗りたいと思うクルマをつくりたい。これが、トヨタに転職してきた理由です。
後悔する前に
トライしてみたら?
前職のときから「自動車業界内でナンバーワンの会社はトヨタだ」と感じていました。また、関東に在住していたということもあり、愛知県に本拠地を置くトヨタに興味津々でした。「仕事の進め方は?」「ルールは?」 想像と興味は膨らむばかり。たどり着いた結論が「業界で一番の仕事をしたら答えが見つかるかもしれない。そのためには、一番の会社に行こう」でした。 しかし、トヨタに転職する前年にマイホームを購入しており、転居を伴う転職に迷いもありました。ただ、どうしても想いを押し殺すことができず、妻に相談してみると「チャレンジしないで後悔するなら、一度やってみればいいじゃない!」と背中を押してくれたのです。私のワガママを受け入れ、愛知県まで来てくれた妻にはどれだけ感謝してもしきれません。
いいクルマをつくるための
解析。
トヨタに入社して配属されたのは動的性能CAE技術開発室でした。室の役割は、音、振動、操縦安定性、乗心地、ドライバビリティなどあらゆる性能についてコンピュータ上で必要なデータを取得できるシミュレーションモデルを開発して製品開発に反映することです。根本の考えは「もっといいクルマをつくろう」。シミュレーションのメリットは、実車や実物を使わずにさまざまなパターンをスタディできることで背反する性能の両立性を見極めることができるのと、頻繁に計測するのが難しい特性値がコンピュータを使ってモデル上で確認できることです。そのために一度だけ多種多様な物理量を同時に計測し、モデルの妥当性と精度を担保します。社内では「統合計測」と呼んでいますが、もしかしたら、ここに求めていた解があるかもしれないと感じています。
新たな学びの連続に、
胸が躍る。
解析は前職のときから大変興味がありました。当時の上司に「解析の部門に異動したい」と直談判をしたこともあります。「解析が進化すれば、クルマづくりは格段に進化する」と確信していましたから。しかし願いは叶わず、前職ではパワーステアリングにまつわる開発が続きました。ですから、今の仕事は、私にとって大きなチャンスです。まだ転職して間もないのですが、すでにたくさんの気づきや学びがありました。音、振動、ドライバビリティなど、なんとなく理解していた言葉が正しく理解できるようになってきたこと、クルマの開発の奥深さ、難しさを感じる一方で、どんどん魅了されている自分がいること...。枚挙にいとまがないほどです。だからこそ、ワクワクもしています。「もっと詳しくなれば、コンプレックスから解き放たれるはずだ」と。
やさしさが支えに。
「求めていた答えが見つかる」と感じる理由は、他にもあります。前述したとおり、私はまだまだ成長しなければいけません。部品設計と解析は仕事の種類が全く違うので四苦八苦の毎日ですが、トヨタの人たちはとにかく親切。わからないことがあればなんでも教えてくれるし、何かに取り組むときも手を貸してくれます。チームを大切にする社風は、ゼロからスタートを切った私の大きな支えです。いつか皆さんに「自分が開発に携わったクルマを購入しました」と報告できたら、それほど嬉しいことはありません。
未来のクルマを創造するための先端研究や先行開発、そこで生まれた技術を製品に仕立てる製品開発を担当しています。自分たちが新しい未来を想像して描く。常に新しいものを考えて生み出す難しさと魅力がここにはあります。
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