これからのクルマに欠かせない
充電・給電。
カーボンニュートラル・ パワーエレクトロニクス技術
EHV電力変換ユニット設計部
Y.N
これからのクルマに欠かせない
充電・給電。
カーボンニュートラル・ パワーエレクトロニクス技術
EHV電力変換ユニット設計部
Y.N
2009年入社 新卒でトヨタテクニカルディベロップメント株式会社に入社し、プラグインハイブリッド車(PHEV)の先行開発を担当。2015年にトヨタ自動車へ転籍。電気自動車(BEV)の充電・給電システムの開発に携わる。
これからのクルマに欠かせない
充電・給電
今、世の中では“カーボンニュートラル”という言葉が随所で注目を浴びるなど、CO2削減が重要なテーマになっており、BEV・PHEVの普及もCO2削減に貢献できると考えています。BEV・PHEVの普及には、私が取り組んでいる充電・給電システムが重要な要素を担います。
「お客様の使い方とは?」
を考える日々。
クルマを充電するときは、クルマとコンセントを繋ぐだけなので、使い方としては簡単です。しかし、考えなければならないことは数えきれないほどあります。日本では比較的コンセントから供給される電力は安定していますが、海外には電圧などが非常に不安定な場所もあります。100Vコンセントでも、60Vまで低下したり、120Vまで上昇したり、また頻繁に停電が発生する場所も存在します。クルマだけでなく、“クルマの外の環境”をどこまで想像・調査して開発するかが必要です。世界のどんな国・場所で使ってもクルマを充電できるように、自分がどれほどお客様の目線になって開発できるかが、この仕事の難しさであり、おもしろさでもあります。
クルマをつくるだけでなく、
サービスも提供する会社へ
移行するために。
電気自動車は電力がなくては走れません。お客様が帰宅時、日常的に自宅コンセントからクルマを充電していただければ、電力不足で走れなくなることはありませんが、実際、日常的に充電操作をするのは億劫であったり、面倒であったりするかもしれません。私は、お客様の負担が少なく、快適に使える充電・給電システムを考える必要があると考えています。充電や給電を生活の一部に取り込んでもらい、快適に使ってもらえるサービス、たとえば、電気料金が安くなる時間帯に合わせて充電するタイマー充電や、スマートフォンやナビで充電スタンドへの連結を促すサービスなどです。 さまざまな環境のそれぞれのお客様の生活に合わせた充電・給電サービスを開発することが求められるため、視野を広げて異業種のサービスを日々勉強していますが、同時に自分の視野の狭さも痛感しています。そこもまた、この仕事の難しさであり、おもしろさでもあります。
いざという時に、
クルマが電源に!
私はこれまで、クルマの電力を外部に供給する給電システムの開発にも携わりました。アウトドアや非常時にクルマが電源になる、というものです。多くの課題が発生し、うまくいかないことも多々ありましたが、実際に車両評価でコネクタをクルマに挿しコンセントに繋いだ家電が動いたときは感動しました。震災で停電がおきた際に、クルマから供給される電気を利用し、携帯を充電できたり、ドライヤーが使用できたりと、実際に給電システムは活躍しています!
クルマをもっと好きになるために。
トヨタという会社では、クルマをもっと好きになるために、さまざまな経験や挑戦をさせてくれます。熱意をもってやりたいことを伝えれば「そんなことは無駄だよ」と言われることはありません。私は入社後、「モータースポーツの魅力を伝えよう!」という活動に参加し、コ・ドライバーとしてラリー大会に出場しました。狭くてカーブの多い山道を疾走するとき、心からスリルとクルマの底力を楽しめました。モータースポーツを愛する多くの方々と触れ合い「もっともっとみんながワクワクするクルマを開発したい!」と熱意を持ちました。この熱意をパワーにして、より多くの方の心を惹きつけるクルマづくりに励み続けていきます。
動力源及び、動力源で発生した回転エネルギーを効率よく駆動輪に伝えるための装置類の設計開発。走る、曲がる、止まるはすべてパワートレーンを介して行われ燃費や安全性にも影響する重要な開発です。
入社形態:
職種:
本部・コース:
形式:
キーワード:
FindInterview
あなたが読みたい社員インタビューを
選択してください。