情熱を原動力にして、
新興国へトヨタの
カーライフを届ける。
海外営業
営業業務部
R.Y
情熱を原動力にして、
新興国へトヨタの
カーライフを届ける。
海外営業
営業業務部
R.Y
2009年入社 入社後は、アジア・オセアニア・台湾などの地域担当として活動。2017年にマレーシアの販売会社(UMWトヨタ)へ出向。
台湾での商品事業企画・
価格戦略立案。
仕事をひととおり覚えて脂が乗ってきた2014年、東アジア、オセアニア地域の商品事業などを担当することになりました。思い出深い仕事は、台湾でシエンタの商品事業企画・価格戦略立案に携わったことです。台湾には工場があり、新しく生産するモデルの商品事業企画から価格決定までを一気通貫で担当することになりました。お客様の今の困りごと・今後のライフスタイルなどの市場調査を現地代理店と納得いくまで実施し、その結果に基づいて、どんなクルマ・仕様が台湾のお客様に求められるのか、現地の工場で生産したら事業として成立するのか、さまざまな側面から事業企画を練り込んでいきました。上司からは「台湾のお客様がこのクルマで生活している姿をどれだけイメージできているか」を常に問われました。プロジェクトが承認されたら、販売成功に向け競合を分析し、いくらで販売するか、どんなプロモーションを仕掛けるか、その青写真を具体的に描く仕事も進めていきました。当時の台湾では、芸能人を活用した販促は一般的でなかったのですが、台湾の老若男女に絶大な人気を誇る5名のミュージックバンドを起用して「取り回しはいいのに大人5人が乗ってバンド機材を乗せても広々使える」という広告を全国展開したところ、当時台湾で大きな反響を呼びました。販売店を訪問した際、スタッフの皆さんに喜んでいただいたことが、今のモチベーションになっています。
マレーシアでの
販売構造改革。
2017年、マレーシアのUMWトヨタという販売会社に出向しました。ミッションは販売店の皆様も巻き込んだ全社プロジェクト“販売構造改革”を現地スタッフのリーダーと牽引すること。2年後に新工場設立が迫るなか、競合環境も激化しており、生き残りをかけた“ReBORN活動”です。一人ひとりのお客様に信頼・尊敬され、絆を大事にする“町いちばん”の会社となることを目指し、多くの取り組みを部署横断で進める非常にチャレンジングなミッションでした。当初、社内でもこれまでのやり方を変えることに懐疑的なメンバーも多く、他国の事例を日本の部署から集め、危機感を共有しながら自分事として認識してもらうことに取り組みました。このままの状況では数年後何が起こるのか、新工場で作る新型車を成功させるためには会社として何をしないといけないのか、プロジェクトチームで何度も議論しました。そのなかで特に私自身が力を入れたのは、販売店さんと一緒に取り組んだ“町いちばん活動”です。来店誘致からご成約いただくまでのお客様状況の把握や、販売・サービス一体となったお客様の囲い込みなど、これまで受動的だった対応から能動的にお客様の事情に合わせご提案することを目指しました。ただ、関係者の理解を得るのはとても大変で、特に販売店オーナーの巻き込みに苦労しました。ある日、夜中に販売店協会の会長に呼ばれて行くと、そこは販売店協会の皆さんの宴の場でした。お酒もいただくのですが、チャンスだと思い、会長に町いちばん活動の意義を説明したところ、自分の想いが伝わり、それ以降、会長の販売店で打ち合わせをする際は毎回参加いただけるようになりました。会長には、質問や意見だけでなく、他の販売店の巻き込みにも協力していただき、おかげでプロジェクトを前に進めることができました。ロジックやデータだけではなく、人間性を理解してもらい、自分の言葉で想いを伝えることの重要性を異国の地で学びました。
新興国向けのクルマの
商品企画、そして、これから。
2020年、日本に戻ってから担当しているのは、IMVの商品企画です。IMVとはInnovative International Multi-purpose Vehicleの略称で、主に新興国向けのピックアップやSUVで構成され世界13カ国で生産、193の国と地域で販売しており、お客様の生活と各地域の事業を支える重要なクルマです。最近では、TPS(トヨタ生産方式)の考え方を導入し、「徹底的にムダをなくし、いいものを安く、タイムリーにお客様へお届けする」ことに取り組んでいる他、車両だけでなく、架備物やサービスも含めた商品企画にチャレンジしています。IMVは、使われ方が地域・お客様によって多岐にわたり、勉強することばかりですが、グローバルの仲間と知恵を出し合い、よりお客様の日常に寄り添ったクルマをお届けしていきます。 振り返ると、今まで海外営業のさまざまな仕事を担当してきました。そのときに出会った上司、同僚、パートナー、お客様に支えられながらこれまでのキャリアを歩んでこられたと思います。そのなかで一貫して取り組めているのは、新興国のお客様にトヨタのクルマをお届けすること。これからも、一人でも多くのお客様にトヨタのカーライフをお届けできると嬉しいです。 トヨタは、今、意志と情熱を持つ若手社員がたくさんいます。上司も百戦錬磨の経験を積んでいる人ばかりで日々たくさんの刺激を受けています。そういったなかで仕事をすると、各領域のプロフェッショナルに囲まれ「頼れる人がいる」という安心感もありますし、「こんなことをやりたい」という情熱を叶えるまたとない環境だと思います。だからこそ、大胆なチャレンジができるし、しなくてはならないと感じています。
海外をフィールドに、それぞれの地域や国の特性を踏まえて、お客様に寄り添ったビジネスを展開。トヨタの海外販売台数比率は80%以上(2018年現在)。グローバル企業として世界を牽引し、世界中の人々の暮らしに貢献する責任が、トヨタにはあります。
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