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理論と実践の両輪で

“意のままの走り”をつくる。

車両技術

TCシャシー設計部

H.F

機械工学専攻 修了 2012年入社 入社以来、シャシー設計に所属。サスペンションの設計担当として、現行プリウス、プリウスPHV、C-HR、カローラスポーツ、LQの開発に携わる。2015年には、国内部品メーカーへの出向も経験。現在は、次期開発車両のプラットフォーム開発を企画段階から担当。“高い操縦安定性”と“快適な乗り心地”を実現するための、運動性能・サスペンション開発に取り組んでいる。休日は家族とドライブ。子どもと過ごす時間を楽しみ、成長を日々実感。

理論に基づく設計と

効果検証のループで、

最高の品質・性能をつくる。

私の仕事

私が所属するシャシー設計部は、クルマの基本性能となる、“走る・曲がる・止まる”をつかさどるさまざまな部品の開発・設計を行っています。そのなかでサスペンションの各部品を設計・開発し、目標とする車両性能を実現することが私の仕事です。サスペンションは、走行性能に直結する部品です。だからこそ、“高い部品信頼性の確保”と“安全・安心な運動性能の実現”の2点には、常に気を配っています。お客様に、壊れることなく走り続け、いつも安心してハンドルを握っていただけるクルマを提供すること。その使命のもと、日々の設計・開発に取り組んでいます。 高品質、高性能を実現するうえでは、理論に基づく設計検討を大切にしています。軽量かつ高強度な部品に仕上げるためには、材料力学の理論に基づき部品配置・部品形状を検討する。快適な乗り心地を実現するためには、振動工学の理論に基づきコイルスプリングのばね定数・ショックアブソーバの減衰力特性を検討する。旋回時の安定性を確保するためには、車両運動力学の理論に基づきタイヤ特性・サスペンションアライメント特性を検討するなど、大学時代や入社後に学んだあらゆる知識を総動員し、最適な設計解を見出しています。その設計の効果は、車両評価で必ず検証。自らハンドルを握り運転することで、成功した部分・失敗した部分を確認し、次の設計へフィードバックします。これらの、理論に基づく設計と効果検証の繰り返しにより、クルマの品質・性能を突き詰めています。

人間の感性を理解し、

“意のままの走り”を追求する。

仕事のやりがい・エピソード

サスペンション設計の一番の魅力は、部品の設計を通じて、クルマの運動性能を作りこむことができる点です。私がその魅力と奥深さに初めて触れたのは、サスペンションブッシュという部品を担当したときのこと。片手に収まる程度の小さなゴム部品ですが、部品の特性がわずかに変わっただけで、運転時のクルマの応答性、快適性が大きく変わったのです。ほんのわずかな部品特性の違いでも、人間は感じ取ることができるということを体感し、大きな衝撃を受けました。 どんなに部品の性能が良くても、クルマを運転するドライバー、同乗者が不快・不安に感じるような車両挙動があっては、良いクルマとしてお客様に提供することができません。実験部の評価ドライバーとともに、私も自らハンドルを握り、何度も車両の官能評価と部品試作を繰り返すことで、とことん運動性能を磨き上げています。目指しているのは、ドライバーの意図通りにクルマが動き、手足のようにストレスなく操ることのできる“意のままの走り”。現在は、サスペンションとともに車両制御にも磨きをかけ、低速から高速に至るまで、“意のままの走り”を実現するべく挑戦しています。

「エンジニアとして

のこだわりを持て」。

仕事の流儀

私が仕事に取り組む上で大切にしていること。それは、新人時代に職場の先輩から教えてもらった、“エンジニアとしてのこだわりを持つ”ことです。入社後初めて担当した部品は、ステアリングナックルという、タイヤ・ホイールとサスペンション、ステアリングをつなぐとても重要な部品でした。信頼性・剛性を確保しながら世界最軽量を目指すという高い目標を掲げ、重圧を感じながら設計に臨む日々。ある日、設計の進捗を上司に報告した際、「君の図面はやりたいことが見えない。全く設計になっていない」と厳しい言葉をもらいました。落ち込む私に、職場の先輩は「この部品は君に任せたんだ。君がエンジニアとして成し遂げたいことを、思い切りぶつければいい。こだわりを持って取り組むことが、自分と周囲を動かす原動力になるんだ」と激励してくれました。この言葉を胸に、こだわりぬいて設計したステアリングナックルが性能目標を達成し、周囲の協力を得て量産化にたどり着いたときの感動は、現在も忘れることができません。今の自分を形成する、とても貴重な経験だったと思っています。

これからも

“お客様の快適な移動”を

支える技術を。

将来の目標

現在、“CASE”の時代に対応するべく、トヨタは自動車会社からモビリティカンパニーへと変革を遂げようとしていますが、“お客様に快適な移動を提供する” という点は変わりません。運動性能・サスペンションの開発技術は、その“快適な移動”を支える大切な技術として、今後も磨き続けていくべきだと考えています。そのためにも、人が感じる官能性能を、定量的な車両挙動・部品特性と紐づけ、“快適さ”を設計できるエンジニアへと成長するのが私の目標です。人の感性、車両運動、制御、部品の知識等、まだまだ学ぶべきことは多いですが、少しでも目標に近づき、すべての人が快適に移動できる社会に貢献していきたいと思います。

車両技術とは

未来のクルマを創造するための先端研究や先行開発、そこで生まれた技術を製品に仕立てる製品開発を担当しています。自分たちが新しい未来を想像して描く。常に新しいものを考えて生み出す難しさと魅力がここにはあります。

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