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自動運転の時代、だからこそ

「こころとこころのつながり」

を大切にしたい。

パワートレーン系制御

電動パワトレ制御機能開発部

A.A

2020年現在、電動パワトレ制御機能開発部の主幹として、パワートレーンの制御開発にあたる。モビリティカンパニーへのフルモデルチェンジに向けてトヨタを変えていく。その想いを胸に、パワートレーン技術をフル活用したソフトウェアファーストの開発に挑戦しています。大事にする想いとその原点とは

ソフトウェアファーストが

トヨタのビジネスを変える

私は2020年現在、エンジン、変速機、HEVシステムなどをはじめとする自動車のパワートレーンの制御開発を担当するチームに所属しています。 その中でも、「トヨタのソフトウェアファースト」を実現するための仕事の仕組みの構築、 制御ソフトウェアのアーキテクチャーに関する、企画・設計をけん引する役割を担っています。 来る、自動運転台頭の時代。クルマを走らせる原動力となるパワートレーンは、そのクルマの乗り心地に直結し、自動運転を支える、まさに、屋台骨的な存在です。 その屋台骨をクルマの中でいかに地道にコツコツ組み上げ、上手にコントロールできるようにするか。たとえば、これまで、人間がアクセルペダルやブレーキペダルを使ってコントロールしていたクルマを、自動運転ではAIなどを活用し、コンピューターでコントロールすることになります。

カメラやLiDARなどのセンサーから得られた情報を基に、クルマの置かれた状況に応じてクルマを走らせるべく、ソフトウェアの中に、大脳/小脳、脊髄反射のような手足のコントロールをどのように組み込んでいくか。こういうことを考えるのが、ソフトウェアアーキテクチャ設計の醍醐味です。 近い将来、AI をはじめとするさまざまな技術革新がスピードを上げて進展します。それをタイムリーに受け入れ、これまでに味わえなかったような、新しい体験を素早く提供し続けるためのひとつの考え方がソフトウェアファーストです。そして、それを実現するための骨格づくりがこれからのソフトウェアアーキテクチャ設計にとって大切になるはずです。 これを実現するには、従来の我々のセオリーをぶち破る、新たな発想が必要になります。そのような柔軟な発想ができる同志と一緒に、日々新しい将来を創造することが、私の仕事のおもしろいところなんだと感じています。

自動変速機の制御開発を経験。

真剣に向きあえたからこそ、

今がある

トヨタに入社した当時は、自動変速機の適合業務を担当しました。クルマの適合とは、それぞれのクルマにマッチした乗り心地や走行性能をつくりこむ仕事です。 自動変速機は、係合するクラッチの組み合わせを変えることで変速するため、ドライバーのアクセルペダルやシフトレバー操作に従ってコントロールする必要があります。 たとえば、ドライバーがアクセルを急に踏み込んだ場合などは素早く変速させる。一方、ドライバーがアクセルを離すと、エンジンの音が静かになるようにアップシフトする──まさに、ドライバーの想いをくみ取ってクルマの走りをつくりこむ仕事でした。 学生時代は電気系の専攻だったこともあり最初は戸惑いましたが、なりふり構わず先輩にくらいついて、何とか仕事をやり遂げた記憶があります。

その後、私のコアとなる、自動変速機の制御開発業務を担当します。幸運にも、当時最新のトヨタ初FF6速自動変速機の制御企画から製品化までの一連の開発に参画でき、クルマ開発の難しさを、最前線の現場で実感することができました。 当初は目の前の仕事をこなすことが精いっぱいで、自動変速機の制御開発という狭い世界しか見えていなかったんです。そんな私を、評価/適合担当の先輩方は厳しくも、愛情をもって指導してくださいました。 自動変速機の制御開発は、エンジンやシャシーとのマッチングや、ドライバー操作に対する動作の遅れなど、クルマ全体の挙動やドライバーの感じ方を広く理解して、つくり上げていかねばならないものなのだと、少しずつわかってきたのもこの時期でした。

これが、今でも私のすべての原点になっています。その後、FR8速自動変速機や2ペダルのマニュアルトランスミッション、CVTなど、約20年の間、自動変速機の制御開発に真剣に向き合うことになりました。 そして、2020年1月から現在の自動車の駆動力をコントロールするソフトウェア全体の企画・アーキテクチャー設計に携わることになります。

真剣さの中に、安らぎが。

このチームがこれからの

トヨタを強くする

現在、私は組織の枠組みにとらわれず、15名程度の志を一つにする方々と一緒に、仕事をしています。まさに、One Team。車両運動制御、エンジン、自動変速機、HEV、開発プロセス、開発環境・ツール等に精通するプロに支えられながら、私は特攻隊長として新しい制御アーキテクチャー/プロセスの構築を推し進める。自然と、そういう役割を担うようになりました。この、新しい制御アーキテクチャー/プロセスに「ソフトウェアファースト」のエッセンスを埋め込んでいくにあたっては、我々自らが、将来の魅力あるクルマをある程度想像できている必要があります。そのためにも、日々将来のクルマ像を語り合い、アイデアを具現化して試作し、社内外の方々にご意見をいただき、改良しています。

チームには、そういった仕事の流れを自らつくり出していこうとするメンバーがいたり、AIや制御理論をフル活用して黙々とこれまで世の中に存在しない価値を生み出すメンバーがいたりと、私自身も多くの刺激を受けながら成長していける環境です。 ただ、将来に向けてどんどん変化させていこうとする流れの中でも、トヨタの品質・安全を守ることは大前提。厳しい目でそれを守り切るマインドを常に注入していただけるベテランの方々に支えられています。 若いメンバーは、それについていこうと、くらいつくのに必死。しかし逆に、世の中のトレンドを素早く吸収し、仕事のやり方を変えていくことや新しい手法にチャレンジするスピードは誰にも負けていません。 一緒に仕事をする人たちが、それぞれの個性を出し合う中でマネージャ、リーダーがそれをうまく融合させ、それぞれが高めあえる雰囲気が出来上がってきたのではないかと思います。

こういった個性の融合が、緊張感や真剣さを生み出しています。みんながすごいので、その中にいる自分を見つめ直すんです。そして、自分が変わっていき、周りもそれを実感する──こんな楽しいチームは良いなと思います。 こういう雰囲気になると、チーム内で安らぎを感じている自分に気づきます。張り詰めた緊張感の中に、みんなの思いやりが散りばめられているんです。言い換えると、全員が、お互いを尊敬しあい、お互いを助けようと思っているんですよ。 そして、それがチーム外にも広がっていく。人と人がつながっていく。こころがつながって、支えあえる。これが、トヨタを強くする。 誰かが意識してつくり上げたのではないのですが、こういうチームづくりがあるんだと気づけたのも、私の中では貴重な経験です。

ソフトウェアファースト、

それは

こころとこころのつながり

今から数年前、「自分の考え方」に大きく影響を受けた出来事があります。バーチャル技術・環境を活用した開発手法の構築と実開発への定着化に取り組んだときのことです。開発に使用するツールやドキュメントだけでなく、バーチャルで開発するための技術の導入、関係会社との役割の見直しが求められました。いわば「仕事のやり方の大変革」です。 当時の私は大切なことに気づかず、「変えること」ばかりにとらわれていました。検討を進めていくにつれ、手段や方向性は見える一方、実際に開発を担当するメンバーには受け止めてもらえず、苦しい日々が続きました。 心身ともに、疲れ切っていた私に、ひとりの上司が声をかけてくれたんです。 「弱音を吐いていい。失敗しても大丈夫。ちょっとくらい馬鹿になって楽しもう」 私の中に光が差しました。我々の生活、仕事、すべて「人」 が中心で、「こころ」が大切だと気づき、自分の仕事の進め方が間違っていることが分かりました。「人のこころ」がつながらないと、何も変わっていかないんです。

この経験は、これからのクルマ作りの原点となる考え方として、私の中でつながっていきます。技術にまい進することは大切です。ただ、その根底は、「人」であるべきなんです。 2020年現在、「パワトレスタートアップ!プロジェクト」と銘打ち、有志が集まっています。初心に立ち返り、会社の外に出て、さまざまな人へお話を伺い、我々のアイデアでその方たちに喜んでいただこうという取り組みです。誰かに喜んでもらえる仕事をしたい。そういった志を持ったメンバーが集まりました。

一人ひとりにお会いして、お話を伺う中で、これまで我々が想像していた世界が狭く、我々が良かれと思っていたことが、必ずしも困っている人の助けになっていないとわかったんです。社内にあるデータを解析するだけではわからない、こころがつながったリアルな関係の中で分かってくることがたくさんあるとあらためて気づきました。 誰かのために。誰かの喜びのために──それが、トヨタのソフトウェアファーストです。トヨタにできることは、「幸せを量産する」こと。この想いを忘れなければ、素敵なものが作れると信じています。万人向けでなくてもいい。ひとりの人が「最高に喜んでくれるもの」を作りたい。それが、私の想いです。 「こころとこころをつなぐソフトウェアファースト」をいつか必ず実現して、トヨタの中に根付かせてみせます。

パワートレーン系制御とは

カーボンニュートラルの実現に向けて、トヨタとして全方位開発(エンジン、HEV、PHEV、FCEV、BEV等)を進めており、それぞれのパワートレーンに対して、制御開発を行っています。 パワートレーン制御は車の作り込みをする上で、お客様が求めている商品性(走行性能、コスト、品質)に大きく影響を与える業務になります。

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