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Woven Cityのロボットは、

自分の声からつくられる。

モノづくり開発

モノづくりエンジニアリング部

T.N

2010年入社 学生時代は二足歩行ロボットのプログラムを研究。入社後、製品を検査するテスターの制御設計を5年間担当したのち、中国と北アメリカに出張し、現地での業務を経験。帰国後、設備担当としてさまざまなロボットを開発。現在はWoven Cityで動くモバイルロボットの研究にも従事。

トヨタって、ロボットも

つくっているのか。

入社動機・入社後のキャリア

私がロボットに興味を持ったのは、高校生のときです。偶然、小さな二足歩行ロボットのテレビ特番を観て、理屈抜きで「すごい」と感動し、心を奪われました。それ以来「自分の進むべき道は、ロボットの研究だ」と決め、その観点で大学も選択。“ロボットビジョン”と呼ばれるシステムの研究に没頭しました。 実は、私とトヨタを結び付けたのも、ロボットです。在籍していた大学とトヨタが共同研究をしており、社員の方々が私の所属していた研究室にいらっしゃることも多々ありました。そこで、初めて、トヨタがロボットを開発していることを知ったんです。「トヨタでロボット開発…おもしろそうだな。チャレンジしてみよう」と決心しました。 入社後に取り組んだ仕事は、製品検査に使うテスターの制御設計です。実は、テスターを開発・設計・製造できるのはごくわずか。当時、私の所属部署には約400名が在籍していましたが、そのなかでたった3名でした。しかも、私が3年目のとき、ひとりの先輩が定年退職することに。次第に「この仕事をできるのは、自分を含めて2名だけだ」という責任感が強くなり、姿勢もより前向きに。活躍のフィールドも広がり、中国と北アメリカでの勤務も経験しました。帰国後は、電気設計のコア技術を活かした、さまざまなロボットの開発に携わることに。工場でヒトの代役となるアシストロボットなどを開発しました。そして今、私が取り組んでいるのは、Woven Cityで人々の暮らしをサポートするロボット。これはもう、気合が入らないわけがありません。

人々を、30分ごとの

コード抜き挿しから

解放する。

Woven Cityのロボット開発とは

Woven City向けに開発しているのは、街中を動くシェアリングカーの充電において、コードの抜き挿しなどを行うモバイルロボットです。電気自動車は30分間充電するごとに、一度、コードを抜き、再度挿さないといけません。それを人が行うのは大きな負担。行動も時間も、長く拘束してしまいます。人の代わりに充電コネクタを挿して、充電スペースから車を移動するサービスをロボットで実現しようとしているのが、私の仕事です。実は、勉強のためにプライベートでも電気自動車を購入しました。実際に試してみると、1回だけの充電で走れる距離は限られており、長時間の充電が必要です。ただ、定期的なコード抜き挿しは本当に面倒。そんな経験に基づいて私が声を挙げたことが発端になり、プロジェクトがスタートしました。 実は最初、メンバーからは「コードを抜き差しするロボット、本当に必要なの?」という声が多かったんです。でも、実際に私の電気自動車に乗って経験してもらうと「なるほど」とみんな納得。たとえばサービスエリアで長時間の充電をするとき、ご飯を食べる間でも30分のリミットを気にしないといけません。ショッピングモールで家族と買い物をするときも、制限時間までにクルマのもとへ定期的に戻る必要があります。実現に至るまで、解決すべき課題は山積しており、今はまだ2合目と3合目の間くらい。しかも、開発メンバーは私を含めてわずか5名。みんなで知恵を振り絞り、手を取り合い、何としても成功したいですね。

意志が、

そのまま仕事になる。

仕事のやりがい

エンジニアとしてWoven Cityの立上げに携われることに、大きなやりがいを感じています。自動車会社による街の創造自体が、世界初の大きな挑戦。踏み出す一歩一歩が全て、前例のない挑戦ばかりです。暗中模索・試行錯誤に明け暮れる日々ですが、自分たちの「やりたい」という意志に対して、会社からは前向きに背を押してもらえます。仕事内容は、ハードウェアの開発からチームのマネジメントなど。専門外の分野にも関与しており、新たに学ぶ面も多い日々です。社内だけでも膨大な数の部署がありますが、さらに社外と連携する際は、また違ったスキルが求められます。プロジェクトを統括して進めるのは大変ですが、夢の実現への想いの強さを原動力に「やり遂げるんだ」という決意をもって未来の街を開拓しています。

ソフトに強い方も、

ぜひトヨタへ。

これからのトヨタに必要な人材とは

最近、強く感じるのは、ソフトウェアに造詣が深いエンジニアの必要性です。ソフトウェア、アプリケーションの開発案件が増えてきており、年々、ソフトウェア領域を専門にする人材のニーズが増え続けています。また、アジャイル開発やスクラム開発の導入、DXの推進など、開発手法や取り組み方法なども変わってきており、ソフトウェアに精通する方にとって、トヨタは絶好の活躍の場になるでしょう。

モノづくり開発とは

「Yes for All, by All」を合言葉に、クルマ・モビリティ・次世代電池・新事業・新製品などの多様なニーズに対し、最先端のモノづくり技術で具現化に挑戦しています。 「企画・開発・試作・設計・生産準備」など、幅広く経験しキャリア形成するチャンスがあります。

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