
制度以上に、
理解ある仲間のサポートが
うれしかった。
製造技術開発
駆動・HVユニット生技部
K.T
制度以上に、
理解ある仲間のサポートが
うれしかった。
製造技術開発
駆動・HVユニット生技部
K.T
第3学群 工学システム学類卒 2004年入社 入社以来、女性だからという特別扱いを感じることなく、一社員としてキャリアを積む。産休・育休を経て、現在は母として主任として、さらなる成長を目指す。
「女性だから」と感じたこと
は一度もない
自分のつくったものが、世界中の人に使われるような仕事がしたい。就職活動では、自動車メーカーをはじめ、建設会社など、ものづくりの会社を中心に受けました。どこの会社でも、面接で必ず確認されたのは「女性だけど、続けられる?」ということ。そうした質問が唯一なかった会社がトヨタ。女性に対して、男性と差異なく考えている会社だと思いました。 実際、入社からこれまで、特に「女性だから」と意識したことはありません。入社後は希望が叶い、生産技術開発を担当。2年目に、生産ラインの大規模な自働化プロジェクトのメンバーに抜擢され、経験豊富な先輩たちに囲まれながら、開発のイロハを学びました。4年目には、この自働化技術を海外へ展開することになり、若手社員向け海外研修制度の対象者である私に白羽の矢が。2008年、アメリカのケンタッキー州にある北米トヨタへ渡りました。 英語はそれほど得意ではありませんでしたが、プロジェクト遂行のためには躊躇する猶予はなく、資料やイラストを駆使しながら主体的にコミュニケーションを図りました。計画はとてもスムーズに進んでいましたが、プロジェクトが佳境に差し掛かった頃にリーマンショックが発生。その影響でプロジェクトそのものが中止になってしまいました。どうしようもできない悔しさ。それでも灯りを落とした工場で、「トヨタのために」と最後の最後まで国籍も性別も超えて一丸となって戦ったことは、とても貴重な体験だったと思います。
ママ友は出産を機に退職。
自分が恵まれた環境だと
気づいた
帰国後は、同じくトヨタでエンジニアとして働く夫と結婚。2012年8月から、育児休暇を取得しました。ちょうど、休暇に入る直前に、主任昇格試験があったため、大きなお腹でギリギリまで働きました。試験を受けたものの、出産後は今までのような働き方はできないだろうから、昇格は難しいかもしれないと、少し不安に感じていました。ところが、育児休暇中に部長から電話があり、「主任昇格おめでとう。復帰してからも頑張って」と。この言葉には、驚きを超えて感謝の気持ちしかありませんでした。 実は、休暇中にたくさんのママ友ができたのですが、多くの女性が結婚や出産を機に仕事を辞めていることを知りました。また、保育園についても、定員オーバーでなかなか入ることができないのに、トヨタには託児所があり、職場のすぐ近くに子どもを預けられるため、安心して仕事をすることができます。自分の環境が恵まれているのだと、改めて気づかされました。
夫の職場まで、
育児を応援してくれる
2014年1月からは、1年5ヵ月ぶりに職場復帰。毎朝、社内の託児所に子どもを預けて定時まで、フルタイムで働いています。職場復帰当初は、仕事と育児との両立ができるか不安でした。実際、両立することは大変だけれども、今のところは順調。それは、私自身の努力というよりも、職場のメンバーの協力のおかげです。たとえば、遅い時間に開かれる会議には、上司やグループのメンバーが代わりに出席。託児所から子どもが熱を出したと電話がかかってくると、「あとはやっておくから、早く迎えに行ってあげて」と、仕事を巻き取ってくれます。どうしても調整がつかないときは、夫が送り迎えをしてくれるのですが、夫の部署の人たちも「今日はお迎えでしょ?」と、業務調整してくれるなど、協力してもらっています。制度が整っていることはもちろんですが、こうした職場のメンバーや周囲の理解が、私にとってはとても頼もしく思えます。 私自身も、子どもに何かあったときすぐに飛んで行けるように、スケジュールを前倒しにしたり、時間を有効に使ったり。以前よりも仕事の効率が上がったかもしれません。 これからも、仕事と育児の両立をサポートしてくれる制度と仲間に感謝しながら、トヨタで働き続けたいです。
高品質な製品を安く迅速に作り出すトヨタ式の生産ライン、そのモノづくり現場最前線をリードする技術開発職種です。 日々進化するクルマのカタチを具現化するため、開発上流からつくり方を検討・開発する事で、理想への妥協なく、かつお客様の期待を超えるトヨタ品質のモノづくりをリードしています。 創業期から培ってきた確かなクルマづくりのノウハウとお客様の期待を超えるための飽くなき挑戦によって技術革新を続け、モビリティーカンパニーへの転身と移動の課題解決や住み続けられる街づくり(Woven City)への事業化に挑戦しています。
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