A.Sの写真

スマートモビリティ社会を支える

クルマの「快適空間」をこの手で

クルマ開発

制御電子プラットフォーム開発

コクピット電子システム開発部

キャビン電子システム開発室

A.S

上流から下流まで、

一貫して携わるから面白い

次世代のクルマに欠かせないシステム

私たちの部署のミッションは、安全・安心・快適なコクピットとキャビンを実現することです。ドアやシート、エアコンなどを制御する電子制御システムに加えて、デジタルキーや乗員モニタシステムなど、CASE(Connected, Autonomous, Shared, Electric)に代表される技術革新を支える要素技術の開発を行っています。その中で、私は現在、生体認証でドライバーを識別して自動運転をパーソナライズしていくシステムの開発や、同乗者の状態を認識しておもてなしをするサービスに欠かせない車室内センシング機能の開発に従事しています。

開発スピードを加速させるモデルベース開発

この仕事の面白さは、自分の考えたアイデアで実際にお客様に体験価値を提供できるところです。「お客様にどんな体験を提供したいか」を起点に、具体的にサービスを構想し、実際に制御仕様を設計し、車両評価をするところまで一貫して担うことができますので、モノづくりの醍醐味が味わえますし、スキルも身に付きます。また、モデルベース開発への移行が進んでいるので、スピード感をもって柔軟な開発が行える点も特長です。

自分の思いを

カタチにしていく

過程が面白い

前例も正解もない、新しいプロジェクト

入社して3年くらい経過したころ、LEXUSに新規採用されるポップアップハンドルの制御開発を任されました。必要なとき以外はドアハンドルが格納され、ドア表面に隠れるという特徴をもつ、クルマのデザインを損なわない特別なドアハンドルです。前例も正解もない開発だったので、自分自身で理想形を思い描き、カタチにしていくしかありませんでした。 まずは、他社の同じようなドアハンドルを参考に考え始めました。ドアロックにドアハンドルが連動する仕組みになっていたので、最初は正直「トヨタもこれでいいんじゃない?」と思いました。走り出して車速を検知したときにロック、シフトレバーをPに入れたときにアンロックになって、それにドアハンドルが連動して出たり隠れたりすれば問題ないだろう、と。

お客様体験から考えるモノづくり

上司に相談したところ、「お客様がドアをロック、アンロックするのってどんなとき?」と聞かれたのです。「乗るときと降りるときですよね」と答えると、「考えが足りないよ」と。上司の言葉がヒントとなり、そこから「お客様がロック、アンロックするのはどんなときだろう」と徹底して考えました。 例えば、クルマで駅に人を迎えに行くとき、ロータリーで待つためにシフトをPにいれる。すると、ハンドルが出てきてしまう。せっかくかっこいいクルマで待っていたのに…。「ロックやアンロックと連動するという機能的な考えではなく、いつお客様がドアハンドルを使うのかを考えないとダメなんだ」と、気が付きました。この試行錯誤には時間が掛かりましたが、得るものは大きかったです。「お客様体験からモノを考える」ということの大切さを実感し、今でも一貫してその姿勢にこだわっています。

手掛けた製品が世に出る感動

ポップアップハンドルを採用した製品が世に出たときは、とても感慨深かったです。クルマの一部分なので、それ自体が大きな話題になることはありません。それでも、SNSで愛好家の方が「ドアハンドルがこんな風になっている」「ここがいいよね」と細かく分析しているのを見たときは、嬉しくなりました。

部品目線ではなく、

クルマ目線で考えられるから

面白い

単なる移動手段ではない、新しいクルマへ

今、クルマの価値は移動の手段から広がりを見せています。単純に「過ごす」「移動を我慢する」場所から、「快適に過ごす」「楽しむ」場所へ。そういった進化において、先進安全性だけでなく、インフォテインメントを向上させるコクピットやキャビンの開発は非常に重要です。私たちが手掛ける制御システムの役割は、これからますます大きくなっていくと考えています。

人生の相棒を世界中の人々に届ける

また、「ひとつの機能のため」ではなく、クルマ全体で考えた開発ができるのが、完成車メーカーであるトヨタならではの魅力だと思います。クルマは人生を支えるプロダクト。こんなに長い時間一緒に過ごして、愛着を持てる製品は他にありませんよね。「移動を我慢する空間」から「家族と大切な時間を過ごす生活空間」へクルマを進化できるように、安全・安心・快適な車内空間の実現に貢献し続け、世界中のお客様を幸せにすることが私の夢です。

クルマ開発とは

未来のクルマを創造するための先端研究や先行開発、そこで生まれた技術を製品に仕立てる製品開発を担当しています。自分たちが新しい未来を想像して描く。常に新しいものを考えて生み出す難しさと魅力がここにはあります。

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